冷蔵庫を買いました ― 2009年08月21日 22:45
きっかけは、チルドルームのふた
我が家の冷蔵庫は、1997年に買ったサンヨーのSR-37M(370L)です。
冷えないことはないのですが、2年前にチルドルームのふたの爪が割れて、部品として取り寄せたのですが、今回またこれが割れてしまいました。
再度ふたを買うのも面倒だなーと考えていましたが、そもそも最近冷蔵庫の容量が不足気味でした。さらに、調べてみると、ここらの冷蔵庫の消費電力は、新JIS測定法で年間700~800kwh(推定値)ということで、かなり割高であることが判りました。
どうせなら新しいものを買おう、エコポイントもあるし。というのがきっかけです。
まずは容量から
せっかく買うのだから、明らかに大きくなったことが実感できる容量がいいと考えました。
人間、どんなものでも2割増では差を実感できないもの。それ以上を考えました。370Lの2割増は、450L。それよりも大きい、501L以上のクラスがターゲットです。
いろいろ物色してみたところ、消費電力が十分少なく、省エネであるのは、日立、パナソニック、東芝の3社のようです。この中で、価格や機能から比較することにしました。
いきなり結論
はっきり言って、機能的には大差ないです。ただ、設置サイズが東芝は大きめなのはマイナス。さらに「野菜室なし」という思想は、奥さんには受け入れられず脱落。日立かパナソニックの一騎打ちとなりました。
501Lのさらに上も考えたところ、結局、比較的コンパクトなサイズの日立の540Lクラス、R-SF54YMあるいはR-Y5400に仮決定しました。現物を見て、日立とパナソニックの気に入った方を買うことにしたのです。
どこで買う?
ビックカメラの販売価格は、R-SF54YMが169,800円のポイント15%(25,470円)。ざっくり、145,000円です。一方、R-Y5400は2万円ほど高い。この2つの差は、あくまでも外見とドアのつくりの差だけなので、ちょっと躊躇。
近所の電気店に行ってみました。すると、Y5400は展示しておらず、R-SF54YMがありました。現物を見ると悪くは無く、機種はこれに決定。後は価格です。
表示価格は、昔の価格にバッテンがあって、「台数・期間限定149,800円」というもの。軽く交渉してみるも、ここからは下がらないようです。
このお店(ベスト電器)のポイントは1%ですが、ダイエー内店舗ということで、OMCカード決済をすると、カード優待日のため、後で支払額の5%がバックされます。なので、ざっくり142,000円。
ベスト電器の長期保証は5年というのが少し不安ではありますが、ここは勢いで買ってしまいました。
送料無料、でも2階搬入は別料金
追加でかかった費用は、2階へのクレーン搬入です。まあ、これはどこでもかかる費用なんですが、今回は31,000円と見積もられました。
まだ実際に搬入してもらってないので、クレーンなのか電動脚立なのかも判りませんが、ビックカメラでは25,000円~となっていたので、ここで逆転しているかもなー、とは感じています。
エコポイントをどうしよう
エコポイント、ベスト電器だけがポイントよりも多い額面の商品券がもらえるんですよね。3,000ポイントで3,500円(交換率116%)。後はデパート商品券の交換率100%(子供の制服が伊勢丹なので)くらいが狙い目かなーと。手数料を取るEDYとかは論外ですよね。
でも、決して安くないんですよね。ベスト電器。今回くらいの差だったのは珍しいケースと思います。もし一般的な量販店との販売価格の差が15%以内なら、これにするんだけどなー。
9月から、ベストポイント還元率が上がるらしいし(1%⇒10%とかか?)、ちょっと悩みそうです。
・・・とは言え、たかだか15,000ポイント(購入10,000+リサイクル5,000)なんですけどね。
火災警報器を設置しました ― 2009年05月27日 23:05
「設置が義務化される」ということで・・・
私が住んでいる市でも、既存の一軒家に対する設置期限が平成21年5月末と言うことで、遅ればせながら我が家にも火災警報器を設置しました。
設置と言っても大掛かりなものではなく、買ってきた警報器を自分でねじ止めしただけです。ただ、色々考えることはあったので、そのあたりをご紹介します。
義務となっている設置場所について
我が家は3階建て1軒屋で、寝室が3階にあります。
ですので、本来設置するべきなのは、
- 寝室(子供部屋を含めて2室) 2個
- 3階の階段 1個
- 1階の階段 1個
の合計4個、ということになります。
そもそも、なぜ「寝室」と「階段」に設置が必要かと言うと、『寝ている時に火事が起き、気づくのが遅れて死亡するケースが多いから』ということと、『寝具が燃えるから』という理由のようです。
前者の理由は納得できます。起きていればすぐに気づくけど、寝ているときは気づきにくいのはあたりまえ。
ただ、後者の理由はいかがなものかと。All aboutの記事を見ても、火事の原因の主要因は、台所かたばこ、ストーブのようです。我が家では、タバコは吸いませんし、ストーブも使っていません。
ということで、この義務化のココロとして「なるべく早く火事を検出すること」と「寝ている時に警報で起きられること」と理解しました。
実際の設置場所について
上記のココロを踏まえると、実際に設置すべきは、以下の場所ではないかと思いました。
- 寝室で寝ていても警報により目が覚める場所
- かつ、火事が起こりやすい場所
ここで、世の中に販売されている1個3-4千円程度の「住宅用火災警報器」では、この要件を満たせないことが判ります。つまり、寝室に設置しても、寝室に火事の煙が充満するような状況まで警報機は鳴らない、ということです。これでは「早期発見」に関してはあまり意味がありません。
別に私はPanasonicの関係者ではありませんが、上記要件を満足するためには、連動タイプの警報機が必要になってきます。私は、SH4903を購入しました。少々値が張り、ポイント換算しても2万円ちょっとするものです。
このシリーズは、親機と子機どれが火災を検出しても、全装置が無線で連動して、警報を鳴らすタイプのものです。2台構成のSH4902と3台構成のSH4903があり、3台構成の方を購入したことになります。(増設は最大8台まで可能)ただし、増設子機は購入しませんでした。
で、実際の設置場所ですが、
- まず、台所兼リビング(2階)。一番火の元になり易い訳ですから当然必要と考えました。
- 次に、3階の階段(3階)。階段自体は踊り場もほとんど無い、小さなものですが、ここで音が鳴り響けば寝室でも十分聞こえますし、またもし寝室の扉を閉めて寝ていた時に、階下からの煙をいち早く検出できる場所と考えました。
- 最後に、1階の階段(1階)。1階にはお風呂もありますし、煙が昇るのはまず階段からということ、また、避難経路に煙が来ている状態を早く検知する、という観点です。
形式では無く実質の安心をとりました
義務化だけを意識すると、まず「3階の寝室×2」という設置になるところですが、最大の火元である台所を優先したことになります。形ではなく、実質を取ったわけですが、これは正しい選択だと考えています。
ただし、火災保険の割引は受けられないかもしれません。私の加入している火災保険が、警報機設置の割引を始めたら、(あまり意味がないかもしれませんが)寝室・子供部屋用の2台の子機も増設しようと思います。
ただ、割引率が1~3%というのが相場のようなので、子機(約7千円)×2台分のコストメリットが得られるようになるかといわれると、現時点では疑問ですね・・・。
節電について(ACアダプター) ― 2009年05月23日 20:00
携帯等のACアダプタって、待機電力を食っているのでは?
普通の家庭でもそうなっているのではないかと思いますが、我が家では常時ACコンセントに刺さっているACアダプタが結構ありました。主に携帯電話の充電用のものです。
毎日使うものなので、わざわざ抜き差しする手間も大きく、今まであまり気にしてなかったのですが、実はこれが結構電気を食っているのではないかと思い立ちました。
調査の結果は・・・
色んなサイトを調べてみました。確定値を書いているところは少ないのですが、おおよそ以下のことがわかりました。
- 充電をしていない時でも、電力は消費している(いわゆる待機電力)
- スイッチングタイプ(小型タイプ)の方が、待機電力は大きいらしい
- 0.1W位という話~定格出力の10%程度と言う話まで、色々出ているが、まあ携帯用なら0.1~1W程度と考えれば良いらしい。
DVDレコーダーは「高速起動モード」で使っている私ですが、これはそれなりのメリットを享受しているわけです。でも、「全く無駄なものは削ろう」ということで、写真のようにスイッチつきの電源タップにまとめてみました。
で、どれくらい節電になったか?
正確な数字を知るためには、ワットチェッカー等の測定器が必要です。でも、民生用の市販品(おおむね、1万円未満)だと、1W単位でしか測定が出来ず、今回の目的では測定誤差が大きくなりそうです。
そこで、気合いで計算してみました。多少悪い目に見積もっています。
- 電源を切っている時間:1日あたり14時間(寝る前に点けて朝消す運用にしています)
- ACアダプタの数:4個
- ACアダプタの待機電力:0.2W/個
- 電源タップに付いているパイロットランプ(ネオンランプ)の消費電力:0.2W(一般的に、0.1W~0.2Wのようです:これは増加分)
- 電気代:22円/1KWh
⇒(0.2x4)x14 - 0.2x10 = 9.2 Wh/日 = 0.20円/日 = 約70円/年
結論から言うと・・・
確かにエコかもしれないのですが、電源タップの価格、電源タップ自体の製造・流通までの環境コストを考えると、モトが取れるとは必ずしも言えない状況かと思います。
こまめにコンセントから抜く方が良いかもしれませんね。でも、その結果、コンセントやアダプタの磨耗がどの程度かという問題もありますけど。
液晶テレビとレコーダーのどたばたの顛末 ― 2009年05月01日 23:03
東芝REGZA 42Z7000の購入
2008年12月に、ついに地デジ対応液晶テレビを購入しました。
価格の下落と録画機能が決め手となり、東芝REGZA 42Z7000に決定。録画用外付けHDDとして、USB接続のバッファローHD-CE500U2(500GB)もおまけに付いて、ポイント換算込みで15万円ちょっとでした。
我が家では、まだアナログ放送のレコーダー(東芝RD-H2)は現役なので、本格的なレコーダーまでのつなぎとして、REGZAの録画機能を活用しようと皮算用しました。
当初は目論見どおり、全く快適に使っていました。特に、REGZAの見やすい番組表と、録画予約のやり易さは十分合格点と感じています。
ところが、録画に失敗するように・・・
色々なところで言われているように、REGZAの録画は、まれに失敗することがありました。平均すると月に1回あるかないかで、当初は「仕方ないかな」と思っていたのですが、2009年3月に入って高確率(週に20件位の録画予約のうち、1回程度)で失敗するようになりました。 念のため、以前から出ていたHD-CE500U2のファームのバージョンアップを行ったのですが、改善せず、まずはHDD側を修理に出してみたところ、故障(!)ということで交換されて戻ってきました。
HDD交換後の状況
実は、交換後も何回か録画失敗があったのですが、その中で身についたノウハウをご紹介します。
- TV側の「HDD省電力」設定は切っておいたほうがいいと思う(省電力OFFの設定でも、TVの電源をOFFするとHDDの電源は切れるため、それほどアンチエコというわけではないです)。
- USB HDD以外のHDD(LAN接続HDD)は、録画安定のためにはREGZAに登録しないほうがいいような気がします。(と言うか、録画予約対象に設定している、常時電源ONのLAN-HDD以外は、登録しない方がいいように感じます)
- TVの電源ON後すぐに「録画リスト」を押す等、HDDにアクセスすると、HDDを認識できないことがあります(これは「仕様」と認識してます)。ただ、その状況が発生すると、それ以降(REGZA,HDDを電源抜きリセットしても)接続を認識できなくなるケースがあるようです。
- そのため、「電源ON後はしばらく(1分くらい)HDDへのアクセスをするような操作を行わない」。これが録画失敗しないためのこつのように感じます。 この運用を始めてから、1ヶ月くらいの間、録画失敗がなくなっています。
DVDレコーダ 東芝VARDIA RD-X8の購入
実は、REGZAの録画が不調になったとき、HDDを修理に出したその足で、レコーダーを購入してしまいました。地デジの録画ができない生活には戻れないと感じていたためです。
当初は、Panasonic(BW950)やSONY(X95)等のBDレコーダーも候補だったのですが、BDは使えないものの東芝VARDIA RD-X8がやはり破格に安かったので購入を決定。ポイント換算込みで5万7千円程度を提示され、「これならつなぎで考えればいいや」と即決しました。
2ヶ月使っての感想ですが、この価格であればお買い得感満載です。HDDが1TBあって、そこそこ(RD-H2と同等レベル)の操作感なので十分許容範囲です。
RD-X8の注意点とかいろいろ
ただし、以下の2点だけは買ってから「使えない」と感じたので、これから購入する方は十分ご注意ください。
- ネット経由で録画予約した場合、番組時間変更の追従をしない
RD-H2など東芝のレコーダは代々「PCのWebブラウザの番組表から予約設定」ができます。RD-X8ももちろんこれは可能なのですが、スポーツ中継延長による時間のズレや放送枠拡大などに自動で対応する「追従モード」が、PCからの予約では使えません。これは最大のがっかり仕様でした。多少救われるのは、REGZAから「REGZAリンク」で予約をする場合は追従設定できることですが、予約確認はREGZAからは出来ず、結局はレコーダー側で予約をしています。
- VRモードが使い物にならない
RD-X8の録画は、放送波そのままのTS、いわゆるMpeg圧縮のVR、AVCHD(デジタル圧縮)のTSEの3つのモードがあります。当然、TSモードが一番きれいなのですが、1TBで100時間程度しか録れないため、出荷時デフォルトはVRモード(大体、TSの4倍くらい録画できるビットレート)が設定されています。
最初は「こんなに圧縮してもきれいなもんだなー」と感心していたのですが、いざ録画中に録り貯めていた番組を見ようとしたら・・・見れないんです。
実は、VRモードには色々制約があって、W録や録画しながらの再生をするケースでは、使わないほうが得策です。唯一の利用ケースとしては、あらかじめDVDに焼くことが決まっている録画だけ。この場合は最初からVRモードで録画した方が手間が少ないです。
ただしこれも、TSモードで録っておけば、実時間はかかりますが、VRモードへの変換はレコーダ内部で可能です。
ということで、結論としては、TSモードしか使ってません。容量が1TBあるのでこれでも何とかなります。
当機に限らず、各社のフラッグシップであるBW950やX100ですら、エンコーダー/デコーダーの制約から、録画モードに色々難しい制約がついているのは許容範囲外です。これらの制約がなくなったBDレコーダーが、リーゾナブルな価格で購入できるまで、しばらくRD-X8(+REGZAの録画機能)で乗り切ろうと思います。
またまたNCヘッドホン:今度はQC3 ― 2008年08月07日 00:16
きっかけは・・・
愛用品だったソニーのMDR-NC22。別に気に入らないわけじゃないんですが、たまたま、新製品MDR-NC40が出たらしいと知り、探しに行った時に、店頭でMDR-NC500Dを視聴してしまったのが運の尽き。 「きちんとしたNCヘッドホンが欲しい」と思ってしまったのです。
でも、MDR-NC500Dは大きすぎ・・・
NC500Dは機能的には満足だったのですが、大きいこと、充電が面倒らしいことが口コミから判りました。また、展示品がほとんど壊れているのも、耐久性に疑問を持つきっかけとなり、尻込みしてしまったのです。 さらに、今は盛夏。耳をすっぽり覆う500Dは、暑そうなのが問題でした。(その点でもNC40に期待していたのですが・・・)
一期一会でQuietComfort3を・・・
物欲を何とか抑えつつ、本当に偶然に、行動圏内のららぽーとを散策していたら、なんと、BOSEのお店があるではありませんか(ずっと知らなかった)。視聴して、その場でほぼ衝動的にQC3を購入しました。47250円也。決め手は、ほとんどホワイトノイズを感じないですっと騒音が消えるNC効果。2日後にはショートケーブル(1260円)も購入。
NC22との比較ですが・・・
QC3はいいところ満載。
- まず装着感。優しく包み込む感じで、個人差はあるでしょうが私は非常に心地よく感じました。(多少暑いのは事実ですが)。
- 次にNC効果。NC22はカナル形ですが、それよりも明らかにNC効果(Passive+Activeトータルでも)が高いです。ただし、中音域までカットするため、人の声の低中音までカットした機械的な音になる場合があります。
- 音質。NC22だとMP3 64Kと128Kの差も余り気にならなかったのですが、QC3だと、128Kか256Kかの差も気になります。
- 最後に、多分一番大きいのは、所有している優越感。ベンツやBMWに乗っている人が、クラウンやレクサスに興味を示さないのと同じような、安心感が得られています。別にBOSEマニアではないのですが(と言うより、今回初めてBOSE製品を買ったのですが・・・)
非常に満足です。
音漏れも、私が普通に聴くレベル(NW-A808で、レベル5-8程度)であれば、電車内などでほとんど漏れていません。爆音を出すとだめだと思いますが。 なんだかちょっと、大人になった気分です。 迷っている方は、すぐに購入することをお勧めします。 唯一、QC4が出たら悲しい思いをするのは間違いなさそうなので。