節電について(ACアダプター) ― 2009年05月23日 20:00
携帯等のACアダプタって、待機電力を食っているのでは?
普通の家庭でもそうなっているのではないかと思いますが、我が家では常時ACコンセントに刺さっているACアダプタが結構ありました。主に携帯電話の充電用のものです。
毎日使うものなので、わざわざ抜き差しする手間も大きく、今まであまり気にしてなかったのですが、実はこれが結構電気を食っているのではないかと思い立ちました。
調査の結果は・・・
色んなサイトを調べてみました。確定値を書いているところは少ないのですが、おおよそ以下のことがわかりました。
- 充電をしていない時でも、電力は消費している(いわゆる待機電力)
- スイッチングタイプ(小型タイプ)の方が、待機電力は大きいらしい
- 0.1W位という話~定格出力の10%程度と言う話まで、色々出ているが、まあ携帯用なら0.1~1W程度と考えれば良いらしい。
DVDレコーダーは「高速起動モード」で使っている私ですが、これはそれなりのメリットを享受しているわけです。でも、「全く無駄なものは削ろう」ということで、写真のようにスイッチつきの電源タップにまとめてみました。
で、どれくらい節電になったか?
正確な数字を知るためには、ワットチェッカー等の測定器が必要です。でも、民生用の市販品(おおむね、1万円未満)だと、1W単位でしか測定が出来ず、今回の目的では測定誤差が大きくなりそうです。
そこで、気合いで計算してみました。多少悪い目に見積もっています。
- 電源を切っている時間:1日あたり14時間(寝る前に点けて朝消す運用にしています)
- ACアダプタの数:4個
- ACアダプタの待機電力:0.2W/個
- 電源タップに付いているパイロットランプ(ネオンランプ)の消費電力:0.2W(一般的に、0.1W~0.2Wのようです:これは増加分)
- 電気代:22円/1KWh
⇒(0.2x4)x14 - 0.2x10 = 9.2 Wh/日 = 0.20円/日 = 約70円/年
結論から言うと・・・
確かにエコかもしれないのですが、電源タップの価格、電源タップ自体の製造・流通までの環境コストを考えると、モトが取れるとは必ずしも言えない状況かと思います。
こまめにコンセントから抜く方が良いかもしれませんね。でも、その結果、コンセントやアダプタの磨耗がどの程度かという問題もありますけど。
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