猫の糖尿病日記(5) 危篤状態になりました2009年11月14日 02:04

緊急入院!

月曜日、朝は自分で水を飲んでいたのです。でも、9時に病院に連れて行くときに気付いたら、もうぐったり。抱き上げるとぐんにゃりして、死体を持ち上げたのかと感じました。

ケトン体が+3と言われ、典型的なケトアシドーシス症状。このまま助からない可能性も30%くらいある、という状況です。

緊急入院して、とにかく静脈から輸液して体液の入れ替えを図ります。

3日間はケトアシドーシス継続

水曜日までは、危険な状態が続きました。 ケトン体も余り減らず、電解質が不足して、1時間おきにチェックして不足するものを追加で輸液します。 これを深夜も継続して実施してもらうのですから、入院費用は安いものなのかもしれません。

木曜日から、舐めるように

少し数値が安定し、また木曜日からはスプーンでお気に入りのフード(のスープのみ。固体は食べなかった)は舐めるようになりました。

金曜日にはケトン体は消え、前足だけは立ち上がって、自分で餌を食べるようになりました。ただし、輸液は継続しています。

この調子なら、あと1週間で退院

もう少し落ち着いてから、またインシュリン量の計測からやり直しということで、あと1週間くらいはまだ入院だそうです。計測も、当直の先生が夜通し血糖値を図ってくれているので、なかなか自宅ではできそうにありません。先生が複数居る大病院ならではですよね。

費用は・・・

こんなことまで書ける様になったのも、とりあえず山は越えたからです。本当に良かったです。

費用は、実はまだ正確には聞いていません。「検査とかを全部積み上げると大きすぎるので、そこは考えてくれる」とのことです。検査1回で千円なので、それを1時間おきにしている集中治療は相当になりそうです。多分、4日間集中治療×3-4万円と、今後入院7日×2万円くらいは必要でしょう。

なので、今回の入院費は25-30万円くらいかと考えています。と言うか、それくらいで収まるといいな。

返す返すも、猫保険に入っておけばよかったと。(入った時点で発症していた病気に起因するものに対しては支払われないのです。当然と言えば当然ですが)